『名古屋サバイバル入門編』のこーしさん。
トリということもあり緊張しているかな?と思いきや、
表情豊かにとても躍動感のある講座を聞かせて下さいました。
感情の入り方や引き付け方は今回の講師の中でピカイチだと思いました☆
テーマがサバイバルという未知への期待感に加え、更にこーしさん自身の情熱がすごく伝わってきて終始ワクワクしながら聞かせて頂きました。
まずはサバイバルにちなんだ質問から
こーし 『無人島に1つだけ持っていくとしたら何?』
会場を移動し積極的に聞いて行きます。
確か携帯電話とかライターという意見が出たと思います。
その流れで本題に移り
こーし 『もし名古屋でお金もない、携帯も、住む所もない状態に直面した時のサバイバル術についてお話したいと思います』
※朝起きたら名古屋のど真ん中で着る物以外全て失い、おまけに記憶喪失という設定で話を進めていきます。(さすがに街中で素っ裸で寝ていたら警察に連行されているハズ)
こーし 『生きるために必要なものに“衣・食・住”があります』
こーし 『まず“衣”についてですが、着るものは今着ている服があるので問題ありません』
こーし 『次に“食”についてですが、一般的に人間が飲食せずに生きられる限界は何日でしょう?』
こーし 『飲む方は3日間、食べる方は10日間くらいだと言われています』
こーし 『実はですね、今回の話は実際にプロの方から教わったノウハウなんです!!』
こーし 『街中でのサバイバルのプロと言えばそう…』
こーし 『ホームレスです!!』
こーし 『実際に私もホームレスとして生活しました☆』
会場 『えぇ〜っ!!(笑)』
まさか実際にホームレスとして生活していたなんてビックリです!?
しかし、実際に経験したこーしさんだからこそ話せる内容ですよね。
このカミングアウトによって説得力がグッと増しました。
こーし 『まずは飲み水ですが日本に住む私たちはとても恵まれています。公園や公共施設などに水飲み場がありますので蛇口をひねればいくらでも水が手に入ります☆』
こーし 『次に食べ物ですが、昔はコンビニで賞味期限切れの弁当がもらえたそうですが今はもらえません。』
恐らく15〜20年くらい前でしょうか??
私がコンビニのバイトを始めたばかりの頃(12年前)にもひょっとしたらあったのかも知れません。
私が『廃棄弁当頂けませんか?』と聞かれなかっただけかも知れません。
ただ、聞かれはしませんでしたが時々ゴミがあさられていました。
今は鍵の掛けられる倉庫に保管しているのであさられることはありませんが、昔は学校とかにもあるような鉄のダストボックスに保管していたので誰でも取り出すことが出来ました。
深夜一緒に仕事をしていた先輩はダストボックスの中に隠れていた人と目が合ったと言っていました。
話が反れましたので本題に戻ります☆
こーし 『コンビニ弁当がもらえないならどうしましょう?』
私 『…困るぅ〜(どうするオレ!?)』
廃棄弁当を頂いて1食分の食費を浮かせている私にとっては死活問題です!!(私事☆)
こーし 『安心して下さい、炊き出しがあります☆』
こーし 『被災地などで食料を配っているのでご存知かと思います。NPOやボランティア、教会などが定期的に無償で行っています』
こーし 『東京や大阪は4日に1回くらいなのですが、名古屋の皆さんはとても恵まれています☆』
こーし 『なんと!名古屋は毎日どこかで炊き出しを行っているのです!!』
会場 『うぉぉ〜っ!!(愛知に生まれてヨカタ☆)』
炊き出しの情報は市役所で確認できるそうです。
あとはパン屋でパンの耳を分けてもらえる所もあるそうです☆
こーし 『そして“住”ですがこれは一番大事です(寝ないとおかしくなる)』
こーし 『春と秋はまだ過ごしやすいのですが問題は夏と冬です』
こーし 『睡眠の妨げになるのが夏は蚊と暑さ、冬は寒さがあります。特に冬は寒さで毎年300人ほどの方が亡くなっています』
こーし 『しかし、これも炊き出しの団体が服を配っていますのでもらうことが出来ます』
こーし 『後は野宿のおおはしさんの内容と重複しますので省略します。段ボールや新聞紙を使って寒さをしのぐ小屋を作り、稼いだお金で100均でビニールシートを買ったりして補強します』
こーし 『お金の稼ぎ方ですが自転車に乗って沢山の空き缶を集めている人を見かけたりすると思いますが、空き缶を集めて換金しているのです』
こーし 『現在、アルミ缶1kg(約70個) = 80円くらいです。価格は時価なのでその時々で変動します。北京オリンピックでアルミが沢山必要になった時は1kg、200円以上で取引されていました』
と、ここで終了の合図が鳴ります。
こーし 『ぐだ〜っと話し過ぎて途中までしか話せなかった!!』
最後のまとめに入ります。
こーし 『どうにもならない時は市役所に相談して下さい☆』
こーし 『今回は入門編でしたが続きはいつか応用編として話したいと思います♪』
なるほど☆
その時は是非またごくいちでお願いします♪
皆さんに感想と質問を書いて頂き、
4名の講師の方々に前に出て頂き質問タイムに入ります。
質問の書かれたポストイットを講師ごとに机に並べていきます。
その中から気になった質問を順番に1つ答えて交代し、2巡して終わりました。
(気が緩んだのかこの辺の記憶があまりありません☆)
私 『以上でごくいち3終了したいと思います。ありがとうございました☆』
アイスブレイクは別として無事に初司会を終えることが出来ました。
懇親会では会長をはじめ、皆さまから愛のあるご指摘を頂きました☆
皆さまから愛されて私は幸せ者ですね♪
懇親会の様子☆
次回司会をする機会があれば、アイスブレイクについてもっと勉強してから挑みたいと思います。
お陰様でごくいち3も非常にマニアックな内容で大成功だったのではないでしょうか♪
講師のコメントやアンケート内容、感想などが観れるごくいち公式サイトはこちら☆
http://gokuichi.info/entry7.html
ごくいち4は暖かくなった春頃に開催予定です☆(多分)
長文、最後までお読み頂きありがとうございます。
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