『この人たち遅くまで残業頑張ってるのに…自分何やってるんだろう…』
もちろんコンビニの仕事も社会に貢献していますし、オーナーにも必要とされている。
しかし、気持ち的に中途半端で地に足がついていない不安定な状態が続いていました。
そんなある時、普段見かけない夫婦が買い来たのです。
私 『いらっしゃいませ☆』
いつも通り接客する私、すると…
朝日先生 『まえちん君って言うの?アンタ良い笑顔やね☆ほなまた来ます。お仕事頑張って♪』
私 『ありがとうございます☆』
朝日先生(偽名☆)の第一印象は大阪の『肝っ玉母さん』でした☆
関西の方は人情に溢れていて温かくて好きです♪
そして先生は週に2回ほど来られるようになりました。(カプリメンソールという珍しいタバコが他の店になかなか置いてないって言ってた☆)
3、4回ほど来店された頃でしょうか…
朝日先生 『私、占いの仕事やってるんよ☆有名人や著名人、政治家、お相撲さんなんかも診に東京まで行ってます☆ちょうどこの間○○部屋の鑑定してきたところよ♪』
私 『そうなんですか!?スゴイですね!!』
確かに、服装も派手で指にはごっつい宝石の付いた指輪を5、6個していましたし、お財布はゴージャスで中には分厚い札束が…
朝日先生 『何かあるといけないからキャッシュで100万円は入ってるかな…』
私 『ひゃっ…ひゃくまんへん』
他人の財布の中身を見るのはいやらしいと思いハッキリと見ていませんでしたが100万円と言われるとガン見してしまう自分がいました☆
私 『ひょっとしてその指輪もホンモノですか』
朝日先生 『ホンモノよ☆コレがエメラルドでこっちがルビーで…』
私 『¥¥(キラキラ☆)』
まさに歩く身代金☆(お坊ちゃま君☆)
続く