続・５，６年ぶりの再会☆�H

朝日　『それでも理解して頂きたかった…
他にやれることは全てやりました。
消費者金融にもお金を貸してもらえないかと思って行ったんですよ！
でもダメでした。
私の職業は“主婦”ですから…
最近は審査が厳しくなってきているようで貸してもらえませんでした…』


私　『そうなんですね…』


朝日　『私は“孤独の王様”だからもうまえちん☆君しか頼る人がいない…』


はいまた来ました“孤独の王様”

冷静な今なら分かりますが５，６年振りに連絡した相手しか頼れる人がいないなんてウソですよね！！

家族が…嫁いだ娘さんがいるじゃないですかね！？


『まえちん☆君は息子のような存在だから…』


この言葉が効いてます…魔法のように


『先生にはいつか恩返しがしたいと思っていました』


ついにその時が来たんじゃないのか？？（自問自答☆）


朝日　『会社を失えば全国の朝日を必要として下さる皆さまに会う事が出来ません…
これも私の蒔いた種、試練なのかも知れないが恥を承知でもう一度お金を貸しては貰えないでしょうか？』


…


私　『ちょっと待って下さい！！実はこの間給料が入ったので何とかなるかも知れません…確認してみます☆』


あぁ…


この変に情にもろくてバカ正直なところ…
今回の件で治さなきゃなって思いました（リハビリ？精神科でいい？？）


続く

続・５，６年ぶりの再会☆�I

続き


すぐに下ろせる通帳と手持ちの現金を足してそこから今月の支払いや費用を差し引いて大雑把に計算する…


…


あぁ…


４８万足りてしまった…


もちろんこのお金は私が毎月コツコツと貯金してきた大切なお金です☆
一度あることで貯金の３分の２を失ってからまた地道に貯めてきました。

しかし、今すぐ必要なお金ではない…


正直、先生の言葉にいくつか疑問点もありましたが、もし先生の言葉が真実で本当にすがる思いで私を頼って下さっているのであれば助けなければきっと後悔する！！

お金はまた貯めれば何とでもなります☆（お金に対する執着が低い☆）


私　『えっとですね…今月の支払いなどを差し引いても何とかギリギリご用意できます。
ただ、これは私の全財産です…これをお貸ししてしまったら私は何も出来ません！！』


朝日　『私がまえちん☆君を裏切ることをしたら神様からもっとヒドい罰が下る。
この先、人を救う仕事を胸を張って堂々と出来ない。
私も散々裏切られてきたから騙すようなことは絶対にしません！！』


私　『分かりました。先生のことは信用しています。しかし、金額が金額ですので何か信用できる“証”が欲しいです…』


朝日　『それは“借用書”のようなもの？私書き方とかよう分からんけど？？』


私　『私もよく分かりません…借用書じゃなくても良いんですけど…友人に聞いてみます☆』


続く

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続き


ん？


友人に聞く！？


そうだ！！


借用書の書き方も含めて今回の件の一部始終を信頼できる“夢語り会”の仲間に相談した方が良いと気が付きました☆


私　『お渡しするのは今日中じゃなくてはいけませんか？』


朝日　『はい、従業員の方のローンの支払いなどありますので明日までにお渡ししなくてはなりません。
それに今日は家に取りにくると思います。支払いのめどが立ったと報告したら安心して引き返すと思います』


私　『分かりました。しかし、金額が大きいので一度信頼できる友人に相談したいと思います。
その結果を参考に貸すか貸さないかを判断させて下さい☆夜までにまたメールしますから』


朝日　『きっと皆さん私を悪く言うと思いますがいじめないで下さいね（笑）』


私　『大丈夫ですよ☆皆さん面白い方たちばかりですから全員反対することはないと思います☆』


ピ〜ンポ〜ン♪


すると家のブザーが鳴りました☆


朝日　『従業員の１人がお金取りに来たんだ！！どうしよう…
まえちん☆君からのメール待ってます。よろしくお願いします☆失礼します』


私　『はい、それではまた☆失礼します』


何というタイミングの良さ♪やはり自作自演で旦那が共犯なのでしょうか？

１時間半の電話で色んなことがありました。


しかし、のんびりしている時間はありません。
今回の件の一部始終をワードで編集して“夢語り会”の６人にメールで転送しました。


続く

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続き


最後に今現在の私の意思


『身投げする思いで４８万円貸そうと考えております』


と添えて…（身投げしなくて良かった☆）


すると…


携帯が鳴り、真っ先にモリちゃんから電話がありました。


私　『もしもし』


モリちゃん　『もしもしまえちん☆さん、今大丈夫ですか？』


私　『うん、ありがとう☆』


モリちゃん　『絶対にお金渡さないで下さい！９９％騙されてます！！』


私　『あ゛〜！！やっぱりそうだよね！！５，６年振りに連絡が来たと思ったらお金の話っておかしいとは思うんだけど…』


私　『もしね、もしだよ…１％の確立でも可能性があるのならお金を貸そうと思ってる！！』


はい☆キタ☆ド〜ン！！
困ったチャン発言！！お人好しにも程があります！！


モリちゃん　『訂正します…１００％怪しいです！！』


私　『１００％かぁ…』


モリちゃん　『まえちん☆さん、１２０％って言っても“まだマイナス２０％ある♪”とか言いそうですね…』


私　『さすがにマイナスは無いよ！！（笑）』


…

ノリツッコミする余裕がないくらい動揺しています☆


私　『もし先生の話が本当で僕を頼って下さるのであれば貸さなきゃ絶対後悔すると思う…お金はまた溜めれば何とかなるし…』


モリちゃん　『ダメです！！既に５万円貸してしまったんですよね？』


続く

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続き


私　『うん、５万円なら１ヶ月貯金しなかったと考えればいいから…
もし返ってこなくても大丈夫な額…』


モリちゃん　『５万円は大金です！！（ビシッ☆）』


今回の件で自分のお金に対する執着の無さやルーズさに気付くことが出来ました。
普段節約しているくせに肝心なときに甘い！！
自分が汗水垂らして一生懸命働いたお金を簡単に手放すなんて…
どうかしてるぜ…（ヒーハー☆）


私　『あ゛〜っ！！そうだよな〜！！（頭抱えてもがく☆）』


まだ魔法が解けていませんがモリちゃんのお陰で少しずつ冷静さを取り戻しつつあります☆


モリちゃん　『日奈さんには連絡しましたか？』


私　『してないよ。』


日奈さんは“ごくいち！”にゲスト講師として参加して頂いたり“夢語り会”のメンバーとも親交の深いとても頼れる心強い方です☆


モリちゃん　『日奈さんにも連絡してみて下さい！！恐らく僕と同じこと言うと思います☆』


私　『うん、分かった！！電話してきてくれてありがとう☆』


モリちゃんは年下なのに私よりもしっかりしています☆（私が頼りないのか！？）
少々毒舌キャラではありますが私のような危なっかしいタイプにはちょうど良い♪
何より本音で伝えてくれるので信頼できます☆

モリちゃんの言う通り日奈さんにも同じ内容のメールを送り、夜勤明けで疲れていたので眠りにつきました。


続く